2010年2月
人間ドックを受けてみて。
人間ドックを受けてみて思うことは、受けてよかった!と言うことです。
なぜかと言うと、
①当然ながら病気があれば発見できる可能性が高くなります。
②病気ではないと安心できる
私にとってはこちらの方が今回は実感が大きいのですが、元来心配性の私は、毎日頭が痛かったり、目が痛かったりするのは絶対に何らかの病気だからであると考えていました。
しかしながら、体は非常に健康で、まったく問題ないということでした。
それ以降、心配がなくなり、毎日イキイキと生活しています。
心配が無くなってから、頭痛や目の痛みに悩まされる日が本当に少なくなりました。
おそらく、心的要因が大きかったのですね。
③気をつければよいことがわかる。
やはり、何らかの数値で少しですが、異常が見つかります。
これは、食生活や生活習慣を見直すきっかけとして非常によいものです。
私も、塩分を控えたり、運動をしたりといった生活の改善をするようになりました。
病気を予防する観点でも非常によいということです。
以上のことから、皆さんにもぜひとも人間ドックを受けることを強くお勧めいたします。
なお、次のページで私の人間ドックのレポートを発表しています。
参考にどうぞ。
人間ドックの検査レポート
後日送られてきた人間ドックのレポートです。
やはり、30才を超えて100%問題が無いと言うことは無いですが、今後の生活で何を気をつければよいかがわかりますね。




人間ドックの相場・費用・料金
人間ドックを受ける際に気になるのがその料金でしょう。
料金は病院や、検査内容によって様々です。
単に人間ドックといってもその内容は全ての病院で一緒ということではありません。
また、料金も病院によって違いがあるようです。
ご自分で必要な検査内容の病院を探すべきでしょう。
また、あまり家から遠いと不便で合ったりしますので注意しましょう。
| 日帰り人間ドック | 30,000円 ~ 50,000円程度 |
| 1泊2日コース | 50,000円 ~ 70,000円程度 |
| 脳ドック | 25,000円 ~ 50,000円程度 |
| 心臓ドック | 25,000円 ~50,000円程度 |
| PET検診 | 80,000円 ~ 150,000円程度 |
| レディースドック | 30,000円~60,000円程度 |
補助金の活用
人間ドックは比較的高価な検査ですが、補助金の制度があります。会社の総務課や、加入している健康保険組合に問い合わせてみましょう。
2万円補助、とか、中には全額補助などと言う補助金もありますよ。
これを利用し泣いてはありません!
医療費控除
医療費の控除を受けましょう。
確定申告を受ければ税率分の費用が実質お得になりますよ!
詳しくは所轄の税務署に聞いてみてください。丁寧に説明してくれると思います。
人間ドックとはどんな検査?
人間ドックとはガンや成人病の発見や予防を目的として行われる、体を比較的詳しく調べる検査のことです。
基本的には一般的に会社勤めの人が行う健康診断よりもさらに詳しく体全体を検査するものです。
人間ドックは内容や、病院の効率などによって、日帰りで行えるものや、泊まりで行われる検査などがあります。
下記のような基本の人間ドックに加えて様々なオプションを選択するような仕組みになっています。
人間ドックの内容
| 一般診察 | 聴打診・触診・問診・総合診断 |
| 身体計測 | 身長・体重・肥満度(BMI)・体脂肪率 |
| 血圧 | 収縮期・拡張期 |
| 尿 | 糖・蛋白・潜血・PH・ケトンなど |
| 便 | 潜血反応(大腸がんスクリーニング) |
| 寄生虫卵 | |
| 心電図 | 安静時標準12誘導 |
| 血液一般 | 白血球・赤血球・血色素・ヘマトクリット他 |
| 生化学 | 血清蛋白 |
| 総コレステロール・中性脂肪 | |
| HDLコレステロール・LDLコレステロール | |
| 尿酸 | |
| 尿素窒素・クレアチニン | |
| 血清鉄 | |
| アミラーゼ | |
| アルブミン・グロブリン・A/G | |
| 血糖 | 空腹時血糖 |
| HbA1c | |
| 肝機能 | GOT・GPT・γGTP |
| AL-P | |
| LDH | |
| 総ビリルビン | |
| 肝炎 | HAV(A型肝炎抗体) |
| HBsAb・HBsAg(B型肝炎抗原・抗体) | |
| 血清検査 | CRP(炎症反応) |
| RA(リウマチ因子) | |
| α-Fetoprotein(肝がんなど) | |
| CEA(大腸がんなど) | |
| CA19-9(肝・胆道系がんなど) | |
| CA125(卵巣がん・子宮内膜症など) | |
| PSA(前立腺がんなど) | |
| RPR・TPHA(梅毒) | |
| 甲状腺機能 | 甲状腺刺激ホルモンTSH |
| 聴力 | 1000Hz・4000Hz |
| 視力 | 裸眼と矯正視力 |
| 眼底 | 無散瞳撮影(動脈硬化、緑内障など) |
| 眼圧 | 非接触式測定(緑内障) |
| 超音波 | 肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓の病変 |
| 胸部X線 | 直接撮影(心肥大・肺病変など) |
| 胃透視造影 | 胃バリウム検査(食道・胃・十二指腸の病変) |
会社でやる健康診断(法定診査)って?
会社で毎年健康診断を行いますが、これは法定診査といって、労働安全衛生法などによって義務付けられた健康診断なのです。
ですからどの会社でも行われていますね。
なお、この検査の項目は下記のようなものです。
既往歴、業務歴の調査
問診
身長、体重、視力、聴力、腹囲の測定
胸部X線検査
血圧の測定
貧血検査(血液検査)
肝機能検査(血液検査)
血中脂質検査 (血液検査)
血糖検査(血液検査)
尿検査 (蛋白、糖など)
安静時心電図検査
検査項目の詳細は右のメニューからご覧いただけます。
なお、上記の健康診断である程度の健康の目安を見ることはできますし、血液検査からわかる情報も多いでしょう。
しかし、ガンなどの病気を見つけるのは簡単ではありません。
ですので、より精密に検査をするためには人間ドックに入るしかないのです。
実際、毎年健康診断を受けていても、ガンが見つからずに死んでゆく人は非常にたくさんいるのが事実です。
脳ドックってどんな検査?
脳の病気(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など)は日本人の死亡原因の上位を占めています。
そのため、脳の病気を検査して早期発見することは非常に重要ですね。
そこで、脳の検査を特に重点的に行うのが脳ドックです
脳ドックには『頭部CT』『頭部MRI・MRA』などを行います。
特に頭部MRI、頭部MRAは非常に精度が高いですので、脳ドックではこの検査方法を選択したいところです。
CTは被爆の可能性があるので、なるべくであればMRIを行いましょう。ただし、脳出血などをより広く発見するにはCTが適しているのも事実です。
MRAは脳の血管に絞って映像化する検査で、頭部の血管の状態が良くわかります。
どの血管が詰まっているかなどの状況も良くわかります。
なお、MRI、MRAは若干値段が高くなるのがデメリットです。
(各検査の詳細は左メニューより確認いただけます。)
発見できる病気
脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、脳腫瘍、脳動静脈瘤など
費用、料金の目安
脳MRI、MRAのセットで3万円~4万円程度です。
心臓ドックってどんな検査?
心臓疾患(狭心症、心筋梗塞、心臓肥、心不全、大動脈瘤、不整脈)は日本人の死因の第2位という非常に我々にとって重要な病気です。
そこで、心臓の病気を重点的に発見するのが心臓ドックです。
心臓ドックと人とで言いましても、様々な検査がありますので、これらをうまく組み合わせて検査をしたいところです。
心臓ドックで見つけられる病気
狭心症、心筋梗塞、心臓肥、心不全、大動脈瘤、不整脈など
主な検査の種類と発見できる病気
| 狭心症 | 心筋梗塞 | 心臓肥 | 心不全 | 大動脈瘤 | 不整脈 | |
| 運動負荷心電図 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| ホルター型心電図 | ○ | ○ | ○ | |||
| 冠動脈 CT | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| 心臓 MRI | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| 胸部エコー | ○ | ○ | ○ | ○ |
心臓ドックの費用、料金
25,000円~50,000円程度
内容、病院によって異なります。
レディースドックってどんな検査?
レディースドックと言う言葉は比較的新しい言葉で、その内容は、乳がん+子宮がん検診に法定検診を組み合わせた検査のことを指すのが一般的でしょう。
乳がんの検診には、マンモグラフィ、乳腺エコー、乳房MRI、乳がん視触診などの検査方法、子宮がんの検診には子宮頸部細胞診、子宮内膜細胞診、経膣エコー、骨盤腔MRIなどの検査方法が用いられます。
検査の内容や方法はそれぞれの病院によって様々です。
また、これらに付随する健康診断も法定検診のみならず、一般に言う人間ドックの内容を含むものまで様々です。
発見できる病気
乳がん、子宮がんに加えて通常の健康診断で発見できる病気
レディースドックの費用、料金、相場
30,000円~60,000円程度
ただし、より内容の濃いコースは15万円程度のものなどもあります。
PET検診とはどんな検査?
PET検診は放射性物質を組み込んだブドウ糖(FDG)を体内に投与します。
そうすると、がん細胞は通常の細胞の数倍のブドウ糖を要求しますから、がん細胞のある場所にFDGが集まります。
その集まったブドウ糖(FDG)をPET(陽電子放射断層撮影装置)という装置で読み取ります。
がん細胞のある場所には放射性物質が集まり、がんを発見できるというわけです。
PET検診の流れ
①血糖値の影響を排除するため検査前約6時間の絶食
②採血をして血糖値が安定しているかを検査します
③ブドウ糖に放射性物質を組み込んだFDGを投与します
④FDGを全身に行き渡らせるため1時間前後休養を取ります
⑤PETに入ってFDGの集まり具合を映像化
※がんのみならず、良性の腫瘍に対してもFDGは反応しますので、腫瘍の反応があったからといってすぐに動揺する必要はありません。
⑥何らかの腫瘍が見つかった場合は、さらに精密検査を行い、それががんか否かを判断します。
PET検診で見つかる病気
あらゆるがんの可能性の有る腫瘍
PET検診の費用、料金、相場
80,000円~150,000円
身長、体重、BMI
身長体重から、BMIを計算します。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)でBMIが求められます。
この検査で、現在の肥満度を判断する一つの材料となります。
この検査結果の見方ですが
要注意 基準値 要注意
~18.4 18.5~24.9 25~
と言う風に一般的には言われています。
BMIの値が25以上でも、血圧や尿酸、血清脂質などの値が基準値内ならば、問題ありません。
また、筋肉質の人もこの値が大きくなる傾向にあります。
ですので、あくまでも目安とするとよいでしょう。
検査結果からわかる病気
基準地以下 痩せ過ぎ
基準値以上 肥満症の疑い
血圧測定
検査の目的
血圧測定は身近な検査項目でしょう。
成人病や心不全、動脈硬化を引き起こしたりと万病の元になります。
この検査で血圧を把握し、高血圧なのか、低血圧なのかを把握します。
シンプルながら非常に重要な検査となります。
なお、血圧を正常に保つには、塩分、糖分のコントロール、タバコ、ストレスの軽減などが重要となってきます。
検査結果の見方
至適血圧 :最高(収縮期血圧)120未満、かつ最低(拡張期血圧)80未満
正常血圧 :最高130未満、かつ最低85未満
正常高値血圧:最高130~140未満、または最低85~90未満
軽症高血圧:最高140~160未満、または最低90~100未満
中等症高血圧:最高140~160未満、または最低90~100未満
重症高血圧:最高180以上、または最低110以上
収縮期高血圧:最高140以上、かつ90未満
最高血圧とは、血液を心臓から送り出す際の血圧(血の流れる力)で、最低血圧とは、心臓に戻ってきたときの血圧のことです。
高血圧は上記にもあげた成人病などの原因となりますので、検査結果を重く受け止め、塩分などのコントロール、適度な運動を心がける必要があります。
検査結果からわかる病気
低血圧症:貧血、自律神経失調症 他
高血圧症:動脈硬化、狭心症、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、腎臓病 他